SNSの普及により、わたしたちは日常の出来事や感情をカンタンに共有できるようになりました。
カンタンに発言できるインターネットだからこそ、思わぬリスクが伴います。
パートでヘトヘトになっているときに限って、キラキラ投稿が続くことってよくあるんですよね。(汗)
「幸せそう・・・、成功してそう・・・、うらやましい・・・!」
不満や悪口を書き込んでしまいたいと感じたこと、ありませんか。
そんなあなたへ向けて、本記事ではSNSのネガティブな発言のリスクと対策について考えてみましょう。
SNSに不満や悪口を書き込む心理
なぜ、SNSを見ると、ネガティブな書き込みをしたくなるのか?
理由をまとめてみました。
- ストレス解消
- 嫉妬とコンプレックス
- 正義感
ストレス解消
「家事がうまくいかない・・・」
「仕事の人間関係がうまくいかない・・・」
日々の生活や仕事で溜まったストレスを発散するために、SNSにネガティブな投稿をすることがあります。
書き込むことで、一時的に気持ちが楽になるかもしれません。
残念ながら、根本的な解決にはなりませんよね。
嫉妬やコンプレックス
「あの人、いつもオシャレな服装でうらやましい・・・」
「あの人、今日も高級ランチに行ったんだね・・・」
他人の幸せそうな投稿を見ると、自分の生活感の違いに劣等感を感じることもあります。
他人の成功や幸せな投稿を見ると、自分と比較してしまい、嫉妬や劣等感を感じることがあります。
他人を批判することで、劣っている自分を守ろうとする心理が働きます。
正義感
「あの人が○○して、△△がかわいそう・・・」
「普通なら、■■するのに。」
自分の意見を正当化し、他人の行動や考えを批判することで、正義感を満たそうとすることがあります。
自分の価値観を正したい欲求や、社会的な正義を守りたいという気持ちが表れるからです。
「自分が正しい!」と主張し、他人を攻撃することで、脳内にドーパミンが分泌され、快感を得ることもあります。
その結果、SNS上でのネガティブな書き込みで、他人を傷つけてしまいます。
SNSに不満や悪口を書き込むリスク
SNSに不満や悪口を書き込むことで、さまざまなリスクが伴います。
以下にその主なリスクをまとめました。
読み手への影響
ネガティブな投稿は、読む人の気分を悪くします。
書き手に対し、ネガティブな印象を与えるからです。
もし、親しい友人やご家族があなたの投稿を読んだら、どのような気持ちになるのでしょうか?
きっと、あなたのことを心配させてしまうでしょう。
大切な友人やご家族が読んでいると思って、顔の見えない方々へ書き込みをしましょう。
自分への影響
ネガティブな感情を放つときは、快感に感じます。
しかし、その発散方法は、一時的な解決方法に過ぎません。
反対に、自分自身もその感情に引きずられてしまうことも多いです。
結果として、自分で自分を傷つけることになり、精神的にダメージを受けることになります。
社会的な影響
もし、あなたのネガティブな投稿が拡散されてしまったら、どうなるでしょう?
SNS全体の雰囲気が悪化し、社会全体の雰囲気も暗くなってしまいます。
SNSの匿名性は、発言に対する責任感を薄れさせることがあります。
ネガティブな投稿が広がることで、他のユーザーもあなたと同じ行動を取ってしまうことがあります。
そうなると、悪循環が生まれる可能性もあります。
法的リスク
不満や悪口を書き込むことには、法的リスクや社会的リスクが伴います。
- 名誉毀損罪
- 侮辱罪
投稿が拡散されて社会的信用を失うこともあります。
誹謗中傷の被害者は、精神的なダメージを受けるだけでなく、社会的な影響も受けます。
まとめ
SNSは便利なツールですが、使い方を誤ると大きな問題を引き起こす可能性があります。
特に、ストレスが溜まっているときやイライラしているときのSNSの発言には注意が必要です。
自分の感情を理解し、感情的にならず、冷静に対処することが大切です。
本来SNSは、楽しいことや知りたいことを共有するためのツールです。
SNSを上手に活用して、ポジティブなコミュニケーションを築いてくださいね。