パート先の休憩時間や、ちょっとした立ち話。楽しそうな会話が聞こえてくるけれど、

「もしかして、わたしのこと言ってるの・・・?」

と、不安になってしまうこと、ありませんか?

人の目が気になって、ちょっとしたことでも

  • 「嫌われちゃったかな?」
  • 「何か変なこと言っちゃったかな?」

そうクヨクヨ悩んでしまうのは、マジメにまわりのことをよく考えているあなたの性格だからかもしれません。

ずっとそんな気持ちを抱えていると、パートに行くのが憂鬱になったり、毎日がなんだか楽しくなくなってしまいますよね。

「もしかしてわたしのこと?」という不安な気持ちと少しでも楽に付き合っていくためのヒントをお伝えします。

そのヒソヒソ話は本当にあなたのことなのか?

まず、心に留めておいてほしいことがあります。

それは、聞こえてきたヒソヒソ話が、本当にあなたのことを話しているとは限らないということです。

もちろん、もしかしたらあなたのことを話している可能性もゼロではありません。

でも、他の人の家族のこと、共通の趣味のこと、仕事の進め方についてなど、全くあなたとは関係のない話をされていることだって、十分にあり得るんです。

不安な気持ちが強い時ほど、どうしてもネガティブな想像をしてしまいがちです。

「きっとわたしの悪口を言っているんだ…」と決めつけてしまう前に、少しだけ立ち止まって考えてみてください。

なぜ、そんなに人の目が気になるの?

わたしたちが人の目を気にしてしまうのは、

  • 誰かと繋がっていたい、
  • 仲間として受け入れられたい

気持ちがあるからです。

ミニモエ

この気持ちは、ごく自然なことです。

パート先は、短い時間でも大切なコミュニティのひとつ。

仲間外れにされたり嫌われたりするのは、誰にとっても不安なことです。

けど、注意しなければならないのは、必要以上にまわりの目を気にしすぎて、本来の自分の良さが出せなくなったり、言いたいことが言えなくなったりして、かえってストレスを溜めてしまうことです。

人の目を気にしない!不安な気持ちを軽くするための3つの方法

パート先でのヒソヒソ話にクヨクヨ悩んでしまう気持ちを、少しでも軽くしたい!

そんなときは、どうしたらいいのでしょうか?

  • 上手なコミュニケーションを意識してみる
  • 書くことで頭の中を整理してみる
  • 自分にやさしい言葉をかける

上手なコミュニケーションを意識してみる

もしかしたら、ちょっとした言い方の違いで、相手に誤解を与えてしまっているのかもしれません。

そんな時は、普段から相手に伝わりやすい、ていねいな言葉遣いを心がけてみましょう。

何かをお願いする時は、「もし手が空いていたら、これをお願いできますか?」と、相手の気持ちに配慮した言葉遣いを意識するとよいでしょう。

ミニモエ

「これやっといって!」って言われるより、好印象だね。

まわりのパートさんの中に、いつも穏やかで誰とでも上手にコミュニケーションを取っている方がいたら、その方の話し方や言葉の選び方をマネしてみるのもよいですね。

書くことで頭の中を整理してみる

「あの時、〇〇って言われたのは、やっぱりわたしのことが嫌いだからかな…」

そんな風に、頭の中でグルグルと同じことを考えてしまう時は、思い切ってその気持ちを紙に書き出してみてください。

  • なぜ、そう思ったのか
  • 具体的にどんな言葉を言われたのか
  • それが、本当に「嫌われている」ことに繋がるのか

ひとつひとつ書き出して客観的に見てみると、

「あれ? ただの私の考えすぎだったかも…」

と気づけることがあるかもしれません。

まるで、頭の中のモヤモヤを取り出して整理するようなイメージです。

自分に優しい言葉をかけてあげる

一番大切なのは、自分自身を大切にすることです。

「もしかして嫌われているかも」

と感じた時は、心の中で自分にこう語りかけてみてください。

  • 「まあ、みんながみんな、わたしのことを好きになるわけじゃないよね」
  • 「わたしの人生を決めるのは、わたしの言動だもんね」
  • 「もし何か誤解があったとしても、ちゃんと話せばきっと大丈夫」

まるで、不安になっている自分を優しくなだめるように、温かい言葉をかけてあげるのです。

一人で抱え込まずに、できることから

パート先での人間関係は、長く続くこともありますし、毎日の生活にも大きく影響します。もし、どうしても辛い気持ちが続くようでしたら、信頼できる同僚や上司に相談してみることも考えてみてください。

今回ご紹介した3つの方法を、焦らず少しずつ試してみてください。

すぐに効果が出なくても、決してあなたはひとりではありません。

あなたの心が少しでも軽くなって、笑顔でパートに行けるようになることを、心から応援しています。