「朝起きて、まず手に取るのはスマホ・・・!」
という方も多いのではないでしょうか?
でも、その習慣が、もしかしたら大切な朝の時間を奪っているかもしれません。
朝のスマホを意識的に控えることで、想像以上にたくさんの良い変化が訪れるんです。
今回は、朝のスマホ禁止がわたしたちの生活にどんな影響を与えてくれるのか、一緒に見ていきましょう。
あっという間に時間が過ぎちゃう「ながら見」の落とし穴
起床後にスマホを見続けていると、起こりがちなことをわたしなりに考えてみました。
- 時間をムダにしてしまう
- ネガティブな情報が頭に入りやすい
- ブルーライトの影響
時間をムダにしてしまう
スマホの画面に引き込まれると、本来の目的や計画から外れてしまいがちです。
「ちょっとだけ・・・」と思ってSNSを開いたはずなのに、気がつけば30分も経っていた!
なんて経験、ありませんか?

ミニモエ
えー!もう、こんな時間!
せっかく家族がまだ寝ている静かな時間は、自分のために使える貴重な時間。
「自分の時間が過ごせるのに・・・」
「自分の成長のために、活動ができるのに!」
「目玉焼きひとつ焼けるのに・・・」
もしかしたら、そんな素敵な時間をスマホの画面に奪われているのかもしれません。
スマホからの情報の流入が頭の中を混乱させ、朝のルーティーンを乱したり、一日の計画を立てるのが難しくなります。
「今日、何をしようかな?」と考えを巡らせる前に、情報に振り回されてしまうのは、もったいないですよね。
ネガティブな情報が頭に入りやすい
朝は、子どものお弁当作りや身支度、洗濯など、やることがいっぱい!
そんな時にスマホを見ると、ネガティブな情報が飛び込んできて、頭の中がゴチャゴチャになりませんか?
人が傷ついた事故や事件、有名人の不祥事、コンプレックスを刺激する広告など。
せっかくスムーズに進めたい朝のルーティンも、スマホの情報に気を取られて、集中できなくなってしまうことがあります。

ミニモエ
ネガティブな情報のコメントを見て、さらに検索して、他の情報を見てしまう負のループ・・・。
ブルーライトの影響
朝の澄んだ空気を感じる前に、スマホの画面から発せられるブルーライトを浴びていませんか?
スマホのブルーライトは、目の疲れや肩こりの原因になるだけでなく、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑制するとも言われています。
特に、冬の薄暗い朝は、画面の光がより強く感じられますよね。
体内時計が狂ってしまうと、夜なかなか寝付けなくなったり、朝起きるのが辛くなったりすることも。
朝のスマホが、一日のリズムを乱してしまう可能性があります。

ミニモエ
お肌や体に良くないよね。
朝にスマホを使う時の注意点
「朝のスマホ禁止がいいのは分かるけど、どうしても見ちゃうんだよね・・・」
そんな方も大丈夫!すぐに完全にやめるのは難しくても、少しずつ工夫していくことで、スマホとの付き合い方を変えていくことができます。
- 枕元にスマホを置かない
- 画面を見ず音声を聴く
- SNSやニュースサイトを見る時間と回数を決める
枕元にスマホを置かない
夜寝る前についつい見てしまう方は、思い切って寝室にスマホを持ち込まないようにしてみましょう。
充電ステーションを枕元から離し、物理的な距離を作るのがおススメです。
スマホ画面から発せられるブルーライトが目を刺激し、目の疲れや頭痛を引き起こすことを先ほど説明しましたね。

ミニモエ
暗闇で小さな画面を見続けるのは、確かにしんどい・・・
「朝にリラックスしたいから」
「ストレス発散に見ているから」
で、スマホを見ている方もいらっしゃるでしょう。
ブルーライトだけでなくなく、静かな朝に繰り返し鳴るアラーム音や、アプリに表示される通知など・・・。
常に気にした状態が続いてしまい、リラックスするどころか、ストレスが溜まってしまう原因になります。
スマホが近くにあることで、静かな朝のリフレッシュが難しくなり、1日がスタートする前に疲れてしまうことがあります。

ミニモエ
寝るときにスマホをキッチンカウンターの上に置いて、わたしは放置です。
寝る前にスマホをキッチンに置き、朝まで触らないようにするだけでも、変化を感じられるはずです。
画面を見ず音声を聴く
「朝活中にどうしてもスマホを使いたい!」という方もいますよね?

ミニモエ
スマホで英単語を覚えたり、動画学習する人も多いですよね。
そんな時は、画面を見るのをやめて音声だけ「聴く」スタイルに変えてみませんか?
ワイヤレスイヤホンを使えば、家事をしながらでも、移動中でも、ハンズフリーで情報をインプットできます。
画面からの視覚的な情報がない分、他のことに気を取られにくく、集中して聴くことができます。

ミニモエ
ワイヤレスイヤホンでラジオ感覚で聴くってことです。
画面を見ない使い方で、スマホからの視覚情報を減らし、誘惑防止と集中力UPになります。
スマホと距離を置きながら、誰からも聞かれずに、聴覚情報を自分の耳に入れることができるワイヤレスイヤホンは、朝活のおススメアイテムです。
SNSやニュースサイトを見る時間と回数を決める
SNSやニュースサイトを見て情報収集したいときは必ず時間と回数を決めておきましょう。

ミニモエ
わたしは、食後に10分だけ見ることにしています。
脳が活発になり始める朝の時間帯に、ネガティブな情報ばかりが入ってくると、気分が落ち込んだり、不安になったりすることもあります。
せっかくの自分のための時間を、ネガティブな情報に支配されないように、意識的に距離を置くことが大切です。
SNSやニュースサイトの情報は、常に更新されていきます。
「早く見なきゃ!」と焦る気持ちもあるかもしれませんが、実はいつ見ても大きな差はないことがほとんどです。
SNSアプリの通知をオフにしたり、思い切ってアプリを削除してみるのもひとつの方法。
アクセスしにくい状況を作ることで、「見たい」という衝動を抑えることができます。

ミニモエ
見逃してしまっても、キリがないので、いつ見ても何の支障もないってことです。
SNSやニュースサイトを見る時間を制限する方法として
- スクリーンタイムを設定する
- SNSのフォロワーを整理する
- アプリそのものを消す
など、工夫をしても良いでしょう。
朝スマホのかわりにわたしが試みたこと【体験談】
そんなわたしも、以前は朝起きてすぐにスマホをチェックするのが習慣でした。
特に見ていたのは、疎遠になった知人のSNSのキラキラ投稿・・・。
3人の子育てをしながら、バリバリと働くキャリアウーマンの知人の投稿は、ブランド物のバッグや高級レストランでの食事が中心。
自分とは全く違う世界に、好奇心と少しの嫉妬心が入り混じったような気持ちで、つい覗いてしまっていました。
フォローはしていないのに、毎朝のようにその人のページを開いては、ため息をつく。
そんな時間を過ごしていたんです。

ミニモエ
また、充実した生活を送っているわ~。嫉妬しちゃう。
「こんな時間、本当はもっと自分のために使えたはずなのに・・・」
と、いつも後悔ばかりしていました。
ある朝、いつものようにスマホを見ていたら、あっという間に時間が過ぎてしまい、子どもを起こすのが15分も遅れてしまったんです。
「早くしてよ!いつまでダラダラしてるの!」
スマホを持ったまま、イライラしながら子どもに注意してしまいました。

ミニモエ
ダラダラしてるのは、自分じゃないか。
まるで、スマホを見ている自分が、子どもに自己紹介をしているような、滑稽な状況に気づいたんです。
朝スマホを見ていただけで、イライラしてしまい、一日のリズムは狂い、家庭内のスケジュールまで乱れてしまう。
スマホに時間を奪われることで、心に余裕がなくなり、いつも忙しく感じていました。

ミニモエ
SNS見るヒマはあるのに、なぜこんなに忙しく感じるんだろう?
この経験から反省し、スマホを朝に見れないように、工夫をすることにしました。
一番効果的だったのは、起床後にすぐにスマホを充電器にセットすること!
子どもたちの登校後すぐにパートに行くため、スマホの充電は必須です。
「充電しなきゃ!」という義務感を利用して、物理的にスマホから距離を置くようにしました。
充電しながら画面を見ないように、あえて短い充電ケーブルを使うのもポイントです。
そして、スマホを目覚まし時計代わりにすることをやめ、アナログの目覚まし時計を使うようにしました。
それから、起床後はデジタルに頼らず、手書きに重点を当てました。
頭に浮かんだことを自由に書き出すモーニングページを書き始めたり
手帳タイムを作り、今日やりたいことや、昨日できたことを振り返る時間を作ったりしました。

ミニモエ
自分の手で書くことで心に刻みやすくなって、1日を充実させようって気になりました。
もちろん、「スマホ、見過ぎたな・・・」って、ため息をついてしまうこともよくあります。
そのときは、アプリやコンテンツを整理するチャンスと、感じるようになりました。

ミニモエ
思い切ってSNSのアプリを消去!
見たい情報にアクセスしにくくすることで、だんだん「ま、いっか」と思えるようになり、自然と見なくなっていきました。
不思議なことに、SNSを見るのをやめてみたら、こんな疑問に感じるようになったんです。

ミニモエ
本当にわたしが見たかった内容だったんだろうか?
朝の時間を、誰かのキラキラした日常を眺めるのではなく、自分のための大切な時間に使う。
ぜひ、あなたも朝のスマホとの付き合い方を見直して、心地よい朝時間を手に入れてみてください。
まとめ
朝のスマホ禁止は、時間に追われる主婦の皆さんにとってこそ、大きなメリットがあるはずです。
- 自分のための時間が増える
- 家事や育児に集中できる
- 穏やかな気持ちで一日をスタートできる
少しの工夫で、あなたの朝はきっと、もっと素敵なものに変わります。

ミニモエ
ぜひ、できることから試してみてくださいね。