毎朝、「今日は早起きして自分の時間を楽しむぞ!」って張り切って始めてみたものの・・・
なかなか続かなくて、結局いつもの時間に起きちゃう・・・
そう悩んでいる主婦の方も多いのではないでしょうか。
最初は「絶対続ける!」って意気込んでも、
子どもが泣き出してバタバタしたり、生理痛がキツくて、体調が優れなかったりなど、
ちょっとでも間があいちゃうと・・・

あ~、もう起きるのめんどくさい・・・
と、なっちゃうんですよね。
「今年こそは!」「今度こそは!」
あなた自身が決めたことなのに、なかなか続けられなくて、あきらめていませんか?
そんなあなたへ、「ゆる朝活」のススメについてご紹介。

朝活が続かないのは、当たり前のことですよ。
なぜ、朝活をカンタンに続けることができないのか?
実は、朝活が続かないのには、大きく分けて3つの理由があります。
- 最初に勢いを求め過ぎてしまう
- 予定が狂うを軌道を戻せない
- 同じことの繰り返しで飽きてしまう
最初に勢いを求め過ぎてしまう
「よし、資格の勉強頑張るぞ!」
「毎日5キロ走るぞ!」
みたいに、最初から高い目標を立てちゃうことって、よくありますよね。
最初のうちはやる気満々で頑張れるんですけど、急に生活を変えるのって、体にも心にも結構負担がかかるもの。
それで、無理がたたって、ほんの数日で疲れちゃって、つい口にしてしまう一言。
「やっぱり、わたしには無理だったんだ・・・」
と、あきらめてしまう原因になってしまいます。

「無理」ではなくて、目標が高いだけですよ。
予定が狂うと軌道を戻せない
「もう全部ダメだ~」
完璧主義な人ほど、一度予定が崩れちゃうと、このように思いがち。
「毎朝6時に起きてヨガをする!」
って決めてても、子どもが急に熱を出したり、急な仕事が入ったりして、朝活できなかった日が続くと、
「もうリズムが狂っちゃったから、今日はもういいや~」
って、あっさり諦めてしまうことがありませんか?

どうしても、「やらない理由」を考えがちです。
同じことの繰り返しで飽きてしまう
毎日同じことの繰り返しって、どうしても飽きちゃいますよね~。
「今日もまた同じことするのか…」
と思い始めると、朝起きるのがなんだかメンドクサイなと感じることは自然なことです。
やる気がどんどんなくなり、「やらなきゃいけない」義務感だけで続けていると、最後は疲れてしまい、結局やめてしまうことがよくあります。

そんな時は、ちょっとだけ変化を加えてみましょう!
朝活が続かないときの乗り越え方
では、この「つらくて続けられない!」っていうのを克服するためには、どうしたらいいんでしょう?
- 朝活の目的と理由を持つ
- 朝活のメリットを考える
- 朝活ですることを5W1Hに当てはめる
- 起床時間を記録する
- 朝活時間を「ゼロ」にしない
朝活の目的と理由を持つ
「朝活がなんとなく良さそうだから」
という曖昧な理由では、誘惑に負けてしまいがちです。
朝活を始める理由をはっきりと持つことが大切です。
「早起きして、健康のために運動する時間を確保したい」
「朝の時間を使ってスキルアップのために資格の勉強をしたい」
など、明確な目的を持つことが、継続するためのエンジンとなります。
その目的を達成することでどんな良いことがあるのか具体的に想像してみましょう。その未来の自分を思い描くことで、モチベーションを高く保つことができます。
朝活のメリットを考える
朝活をすることのメリットを、紙やスマホに具体的に書き出してみましょう。
改めて朝活の良い点を認識できて、朝起きるモチベーションを高めることができます。
「静かな環境で誰にもジャマされずに集中できる」
「朝日を浴びて、一日の始まりを気持ちよくスタートできる」
「誰にも気兼ねなく、自分の好きなことに使える時間を持てる」
など、小さなことでも大丈夫です。
メリットを書いていくうちに、いろんな良いことが見つかって、気持ちも明るくなるはずです。
「この良いことがあったら、もっとどんな良いことがあるかな?」と発展させることで、前向きな気持ちが湧いてきます。
朝活ですることを5W1Hに当てはめる
朝活の計画を5W1Hに当てはめてみましょう。
5W1Hとは、ご存じ中学校の英語で習った疑問詞のことです。
「When(いつ)」
「Where(どこで)」
「What(何を)」
「Who(誰が、誰と)」
「Why(なぜ)」
「How(どのように(期間・方法など))」
これをはっきり具体的に決めておくことが、スムーズに行動するためのコツなんです。
「平日の朝6時に、自宅のリビングで、資格の勉強を30分間する」
と目標を立てたとしましょう。
When:平日の朝6時
Where:自宅のリビング
What:資格試験の勉強
How:30分間
どんな時に、どこで、何をするのかを具体的に決めておくと、朝起きてから「何をしようかな?」と迷うことなく、すぐに朝活を始められますよね。
やることを曖昧にしたままにしておくと、「まあ、今日はいいか」ってなっちゃって、結局何もしないで終わっちゃう可能性が高くなってしまいます。
前日の夜に、明日の朝は何をするかと決めておくのも良いでしょう。
明日の自分への小さなプレゼントを用意しておくような感覚です。
起床時間を記録する
毎朝、何時に起きたかをちょっとメモしておくと、自分の睡眠のパターンとか、朝の調子が見えてくるようになります。
紙の手帳や壁掛けカレンダー、スマホのメモ機能などを利用して、記録してみましょう。
記入がメンドクサイときは、シールを貼ったりスタンプを押して目印をつけてもよいでしょう。
その記録をたまに見返してみると、
「あ、早く寝た日はやっぱりスッキリ起きられるんだな」
とか、
「週末にゆっくり寝すぎると、週明けはちょっと起きるのがつらいな」
みたいな、自分の体のリズムに気づけることがあります。
自分の体のリズムを知っておくことは、無理なく気持ちよく朝活を続けるための、最初の一歩になりますよ。
朝活時間を「ゼロ」にしない
たとえ時間が全然なくても、朝活時間はゼロではないことを覚えておきましょう。
ほんの5分とか10分でも良いから、必ず朝活に関わる何かをすることが、大切です。
朝活を完全にやめてしまうことが、朝活時間をゼロにすることです。
もし、朝活をやめてしまったら、「また明日から頑張ろう」って気持ちになるまでに、ものすごくエネルギーが必要になります。
せっかくできた習慣の糸を切ってしまうのはもったいないことです。
ほんの少しずつ続けることで、プツッ切れてしまうのを防ぐことができます。
「顔を洗う前に5分だけストレッチをする」
「コーヒーを淹れる間に今日の予定をちょこっと考える」
など、短い時間でできることをいくつか決めておくと、続けやすいですよ。
朝活はカンペキじゃなくてOK!ゆる~く続けるのが継続のヒケツ
継続することは、マラソンと同じです。
最初から全力疾走して息切れしてしまうと、後が続かなくなってしまいますよね。
大切なのは、ペース配分を考えながら、一定の気持ちでじっくりと進むこと。
スムーズにいかない日があっても、「また明日から」と気軽に気持ちを切り替え、すぐに自分のペースに戻せる柔軟さを持つほうが長く続けられます。
カンペキを目指すのではなく、変化を楽しみながら、無理なく続けていくことが大切ですよ。