職場でお局様から嫌味を言われて困った経験はありませんか?
新人パートとして働く主婦にとっては、初めての環境でのストレスだけでなく、お局様からの言葉が重くのしかかることがあります。
「言い返したいけれど、その場ではうまく言葉が出てこない・・・」
わたしも新人だった時は、グッとこらえてガマンしてばかり・・・。
「ああ、あのとき、こう言えばよかった!」
と、後悔することも。
そんなあなたへおススメの言い返し方法は、戦わないこと!
感情的に反応して対立を深めるのではなく、上手に対応することで平和的に乗り越える方法があります。
お局様との付き合い方や、嫌味に対する上手な返し方を具体的に紹介していきます。
職場のお局様はなぜ嫌味を言ってしまうのか?
どんな職場には必ずと言っていいほどお局様が存在しますよね・・・。(汗)
お局様が嫌味を言う理由にはいくつかあります。
- 長年の経験と知識がある
- 自分が正しいという自信
- 自分の立ち位置に対しての不安や不満
- 単なるストレス発散
- お局様が過去に嫌味を言われたことがある
あなたが嫌味を言われてしまうのは、あなた自身に問題があるとは限りません。
知識やスキルは、経験を重ねていけばこれから身に付くことができます。
服装や言葉遣い、マナーも、常識の範囲であるはずです。
それでも、嫌味を言われてしまうのではあれば、お局様側に問題がある場合もあります。
お局様が嫌味を言ってしまう原因は、次のように考えられます。
- お局様自身のコミュニケーションスキルが低い
- 嫌味を言うことでコミュニケーションを取っている
- 新人に対する警戒心と嫉妬
お局様が嫌味を言ってしまうことは、お局様の課題です。
あなた自身ができることは、冷静に言い返す力を身につけることです。
感情的に反応するのではなく、理性的に対応することで、職場の雰囲気を悪化させずに済みます。
相手の言動に振り回されず、自分の仕事に集中することが大切です。
お局様から嫌味を言われても戦ってはいけない理由
お局様から嫌味を言われても、決して戦ってはいけません。
感情的に戦おうとすると、かえって事態を悪化する可能性があります。
お局様に直接言い返す前に、次のことを優先しましょう。
- 職場の人のひとりと考え冷静に対処する
- 仕事をしに職場にいる姿勢を保つ
- 他の同僚や上司からの信頼を確保する
お局様から嫌味を言われたとき、どうしても感情的に反応したくなるもの。
オドオドしてしまっては、「言い返さないヤツ」という烙印が押され、雑に扱われてしまう可能性があるから。
そんな立場に甘んじていては、いつまでも嫌味やいじりの標的になってしまう・・・。
そんな恐怖から、つい感情的になってしまうんですよね。
けど、ここはグッとこらえて、お局様とゼッタイに戦おうと考えないでください。
感情的な対立は、職場の雰囲気を悪化させるだけでなく、自分自身の評価にも悪影響を及ぼしかねません。
お局様と戦わない!言い返すための魔法のフレーズ6パターン
「それでも、何か言い返さないとスッキリしない・・・」
「言われっぱなしでモヤモヤしてしまう・・・」
そんなあなたへ、お局と戦わずに言い返す6パターン用意しました。
- 「分からない」を伝える
- オウム返し
- ユーモアな返し
- 深刻な理由を伝える
- 話題を変える
- 褒めちぎり
「分からない」を伝える
実は、「分からない」を伝えることは効果的な方法です。
例えば、以下のようなやり取りで言い返します。
お局様:「あなた、そんなことできないの?」
あなた:「どういう意味ですか?」
この一言を返すことで、相手が発した言葉の意味を、相手自身に考えさせることができます。
言葉は、言の葉(ことのは)と書きます。
一度、口から出した言葉は、葉っぱのように落ちてしまい、二度と枝に付くことができません。
自分の発言は、元に戻らず、取り消すことができないのです。
言の葉をあなたがそのまま受け取るのではなく、受け取り損ねてしまうのがポイントです。
- 「すみません、分かりません。」
- 「もう一度、言ってもらっていいですか?」
- 「分からないので、教えてください。」
も同様です。複数パターンを用意しておきましょう。
教えて欲しい態度を見せることで、周囲から意欲的にも見えるし、お局様自身も、発した言葉を言い換えなくてはならなくなります。
単調なやり取りではなく、自然な会話に変わってます。
オウム返し
オウム返しとは、オウムのように相手の言葉をそのまま返すことで、相手に自分の言葉の意味を理解させます。
お局様:「あなた、まだそんなこともできないの?」
あなた:「まだそんなこともできないんですよね。」
なんだか、ふざけているように見えるかもしれません。
オウム返しにはメリットがあります。
- 相手の話を理解していることを伝える
- 会話の流れをスムーズにする
- 相手の感情を確認する
- 誤解を防ぐ
- 自分の言い方を考え直すきっかけになる
「相手の話をしっかりと聞いていますよ。」
と示すことで、相手は自分の話が理解されていると感じ、信頼関係が深まります。
相手の言葉を繰り返すことで、会話の流れがスムーズになり、自然な対話が生まれやすくなります。
相手の感情や意図を確認しやすくなり、共感を得ることもできます。
お局様の言葉をそのまま復唱することで、誤解を防ぎ、意図を確認しながら会話を進めることで、コミュニケーションのミスを減らすことができます。
オウム返しによって、自分の発言を何度も繰り返すため、自分の発言を見直すきっかけにもなります。
対話の質を向上させ、より良い人間関係を築く助けとなるでしょう。
ユーモアな返し
ユーモアな返しとは、軽いジョークで返すことで、場の雰囲気を和らげることです。
お局様:「あなた、いつも遅いわね」
あなた:「わたしはいつもスローモーションで生きてますから!」
軽いジョークで返すことで、場の雰囲気を和らげることができます。
嫌味をポジティブな言葉に言い換えるのがポイントです。
ユーモアな返しは、お局様の性格はもちろん、厳粛な雰囲気の職場や上下関係が厳しい職場では、注意が必要な場合があります。
職場の雰囲気を理解して、適切な場面で使用したほうがよいでしょう。
深刻な理由を伝える
「人の不幸は蜜の味」ということわざがあります。
他人の不幸を見て優越感や快感を感じることを指します。
この陰湿な一面を逆手に取り、自分の状況を深刻な理由として伝えることで、お局様に共感や支援の気持ちを持たせる方法です。
例えば、このようなやり取りです。
お局様:「また休暇取るの?休み過ぎじゃない?他の人に迷惑がかかるわよ。」
あなた:「申し訳ございません。母が入院してしまい介護が必要なのです。」
あらかじめ深刻な理由を伝えることで、「毎日苦労して大変な人」というイメージを持たれ、嫉妬の感情が和らぐことがあります。
深刻な理由の内容は、健康問題や家庭の緊急事態などの事情が無難。
もちろん、嘘をついたり、法律に反する内容は、相手との信頼関係を失いかねませんのでやめておいたほうがよいでしょう。
理由を伝える際には、感情的になり過ぎず、冷静かつ客観的に説明することが重要です。
余計な言葉を足しすぎると、公私混同になったり、言い訳のように聞こえてしまうため、注意しましょう。
信頼関係を築くためには、誠実さと共感の姿勢を忘れずにコミュニケーションを図ることが大切です。
話題を変える
いっそのこと、話題を変えてしまうのも、ひとつのテクニックです。
お局様:「休憩長いわね。もうちょっと時間を守ってくれる?」
あなた:「すみません、外が心地よくて休み過ぎてしまいました。今日は良いお天気ですね。」
お局様の注意を他の話題に変えながら、和やかな雰囲気へと変えていきます。
天気の話題は、だれにでも話しやすいので、おススメです。
褒めちぎり
お局様を褒めてみましょう。
「なんで嫌味を言われているのに、褒めないといけないの?」
と思う方もいらっしゃるでしょう。けど、人は褒められてうれしいもの。
お局様の良い点を褒めることで、嫌味を言う気持ちを和らげることができます。
お局様:「その書類、もっと丁寧に整理してくれる?」
あなた:「ご指摘ありがとうございます。○○さんのやり方ですと、仕事がスムーズに進みます。」
なかなか褒め言葉が思い浮かばないときは、感謝の言葉から始めてみると良いでしょう。
- ミスを指摘されたとき
- フォローしてくれたとき
- 仕事のアドバイスをしてくれたとき
- 困ったときにサポートしてくれたとき
感謝の気持ちを持ち、積極的に伝えることで、お局様との関係が円滑になり、職場の雰囲気も良くなります。
ぜひ実践してみてください。
まとめ
お局様から嫌味を言われたときに冷静に対処することは、職場での人間関係を良好に保つために非常に重要です。
みなさんもぜひ、この方法を試してみてくださいね。応援しています!