パートが終わった後、家に帰ると待っているのは、子どもの宿題・・・。

子どもの帰宅に合わせてパートを選んだのに・・・

働いてヘトヘトになった後に宿題を見るのが苦痛と感じる親も多いのではないでしょうか?

わたしもそのひとりです。

この記事では、そんなストレスを軽くする方法や、親が宿題を手伝うべきかどうかについて考えてみましょう。

子どもの宿題を見るのがストレスになる理由

まず、なぜ子どもの宿題がストレスになるのかをわたしなりに考えてみました。

  • 宿題の量が子どもにとって多く感じる
  • 子どもがダラダラしてしまいやる気を感じられない
  • 親が教えても反抗的な態度を取られる

親のわたしからすると、一度小学校で習った内容なので、理解できるもの。

しかし、子どもに教えるとなると、

  • 子どもがどれくらい理解しているのか
  • 子どもが内容を理解するのにどれくらい時間が必要なのか
  • 先生の教え方と親の教え方に違いがある

など、思うように進まないことが多いのです。

これらの要因が重なると、親にとって宿題を見るのは大変な負担になります。

子どもの宿題を親が手伝うべきか?

親が宿題を手伝うかどうかは、メリットとデメリットがあります。

子どもの宿題を手伝うメリット

親子のコミュニケーションになる

子どもの宿題を手伝うデメリット

子どもの自主性を奪うことになる

メリットは、宿題を通すことで、親子のコミュニケーションが増えることが挙げられます。

宿題の内容について話し合ったり、子どもの理解度を確認することができます。

デメリットは、子どもの自主性が育たず、かえって親のストレスが増える可能性があります。

子どものひらがな練習の宿題を一度お手本で書いただけで、子どもから何度も「ママ書いて」と泣きつかれたことが、わたしもあります。

子どもの宿題は、きっちりていねいを目指すより、自分で宿題を取り組むためにサポートすることを目的としたほうがストレスになりにくいです。

もちろん、家庭の状況や子どもの性格によりますが、バランスを取ることが大切です。

子どもの宿題ストレスを軽くする方法

子どもの宿題ストレスを軽くするには、以下のことを心がけましょう

  • 宿題ができる環境を作る
  • 宿題を手伝える時間を決める
  • 宿題を終えた後のご褒美を用意する
  • 親せきの子どもに教えるつもりで接する

宿題ができる環境を作る

子どもがすぐに宿題に取り組めるよう環境を整えることが重要です。

宿題に取り組める環境の例として、わたしは次のことを心がけています。

誘惑になりそうなものを取りのぞく

テレビのリモコン・漫画・ゲーム機・ゲームソフトなど

静かな環境を確保する

窓を閉める・音が大きい家電を稼働させないなど

親も宿題を手伝うのに集中

親もスマホやテレビを見ながら手伝うのを控える

パートを終えた後、家事が山ほど残っています。

図書館のようにカンペキに部屋をキレイにする必要はありません。

子どもの集中力を遮るものを取りのぞくだけで、十分環境を整えることができます。

宿題を手伝える時間を決める

子どもと宿題する時間を決めましょう。

子どもにスケジュールを組ませることで自主性を育てることができます。

わたしがよく使う声かけは以下のパターン。

「先に宿題するのと遊ぶのはどっちがいい?」

子どもに選んでもらいます。遊ぶ時間を先にしたときは、「○時から一緒に宿題できるよう、ママも○○を終わらせておくね。」と伝えます。

「○時からママは○○するので、それまでに一緒に宿題しよう。」

親が子どもの宿題を手伝える時間を先に伝えます。反対を言うと、その時間以外は手伝えないということになります。

「宿題しなさい」と、頭ごなしに言うのはNGです。

また、親にも家事などの用事があるため、100%子どもに付き合えるわけではありません。

宿題を終えた後のご褒美を用意する

宿題が終わったらご褒美を用意する方も多いのではないでしょうか。

例えば、次のようなもの

  • おやつ
  • 遊びの時間
  • 友達と遊ぶ

宿題を終えた後に、おやつタイムで楽しみを作ったり、好きなゲームや動画を見る時間を作るなど。

友達の家に遊びに行く子も多いでしょう。

その時は、「宿題のこと考えずに友達と遊ぶことができるよ」と、早めに終わらせるよう促すのも手です。

親せきの子どもに教えるつもりで接する

子どもの宿題に付き合う時は、親せきの子どもに教えるつもりで接しましょう。

他人事に聞こえるかもしれませんが、親がストレスを感じず子どもと接するには大事なことです。

「自分の子ども」だと思うから、自分の短所が浮き彫りになったり、焦りや怒りで感情的になってしまいます。

「親せきの子ども」と敢えて思うことで、客観的な視点で子どもに接することができます。

親せきの子どもに教えてるんだと思うことで、子どもの理解度や進捗などを冷静に対応できるようになります。

まとめ

子どもの宿題は親にとってもストレスになることがありますが、適切な対処法を知ることでそのストレスを軽減することができます。

親子で協力して宿題に取り組むことで、親子の絆を深めることもできます。

この記事が、パートが終わった後の主婦の皆さんにとって少しでも役立つことを願っています。