日々の仕事や家事でストレスが溜まり、イライラすることは誰にでもありますよね。

機嫌が悪いときにしてしまう行動が、さらにストレスを増幅させることがあります。

今回は、そんなときに避けるべき行動についてご紹介します。

糖質や脂質の多いものを食べ過ぎる

仕事でミスをした日の帰りに、ファストフード店のセットメニューを食べたり、子どもが寝静まった後、アイスクリームを食べたりなど、ありませんか。

ストレスを感じると、甘いものに手が伸びたり、過食に走りすぎてしまうことがあります。

一時的な満足感を得ることができますが、食べてしまった後に自己嫌悪に陥ったり、体重増加に悩むことがあります。

過剰な糖分で血糖値が乱れやすくなり、さらにイライラを増幅させることがあります。

過食は一時的ななぐさめに過ぎず、後で後悔することが多いです。

お酒を飲みすぎる

お酒を飲むと、心地よい気分になり、一時的にリラックスさせてくれます。

わたしも、日本酒や焼酎が大好きです。

けど、アルコールを飲むだけでは、根本的なストレス解消にはなりません。

ストレスがたまっているときにお酒を飲み過ぎてはいけない理由
  • 内臓に負担がかかりやすい
  • 深い眠気を妨げる
  • 判断力が低下し感情のコントロールが鈍くなる

ストレスがたまったときにお酒を飲みすぎると、肝臓などの臓器に負担がかかり、さまざまな疾病のリスクが高まります。

アルコールは、一時的に眠気を誘います。

けど、深い睡眠を妨げるため、翌日の疲れが取れにくくなります。

アルコールによって、判断力が低下し、感情コントロールが鈍くなります。

イライラや悲しみが増幅されることもあり、後悔する行動をとってしまうかもしれません。

夜遅くまでスマホをいじる

布団に入ってからも、SNSのチェックや、ゲームや動画の視聴・・・

気が付いたら、深夜になっていることがよくあります。

実は、ストレスがたまっているとき、夜遅くまでスマホを見てはいけないと言われています。

睡眠の質に悪影響を与えるからです。

スマホの画面から発生するブルーライトを浴びることで、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑制します。

メラトニンは、体内時計を調整したり、自然な眠気を誘うための役割があります。

スマホから発するブルーライトによって、脳が昼間と勘違いしてしまい、興奮状態になってしまいます。

睡眠不足は、寝つきが悪くなったり、睡眠の質が低下してしまい、翌日のパフォーマンスに悪影響を及ぼします。

  • 疲れやすくなる
  • 集中力が低下する
  • 視力低下など目に負担がかかる

など、ストレスを増幅させ、悪循環に陥ることも多いです。

ストレスがたまっているときこそ、夜遅くにスマホを見ないように心がけ、リラックスした状態で質の良い睡眠を取ることが大切です。

長時間SNSを眺めたり不満や悪口を書きこむ

SNSを閲覧したり、書き込みするのは、一時的なストレス解消法に見えますが、正直おススメできません。

ストレスがたまると、ネガティブな発言をしやすくなります。

SNSに不満悪口を書くことで、溜まったストレスや怒りを発散している場面を目にしたことがあります。

SNSは、匿名性が高いため、普段言えないことを言いやすい環境です。

それに、他人の成功幸せな投稿が目に入り、嫉妬劣等感を感じやすくなります。

「自分の意見が正しい」と思い込んだり、他人の間違いを正そうとする正義感から攻撃的な発言をすることもあります。

「他の人が言ってるから、自分も言う」と集団心理も影響しやすいです。

これらの心理的要因が組み合わさり、よりストレスが増幅されてしまいます。

一緒になって悪口を書き込んでしまったり、逆に自分のことだと落ち込みやすくなることもあります。

まわりの人に流されやすい人は、SNSから離れたほうが得策です。

衝動買い

ストレス解消のために衝動買いをすると、後で後悔し、さらにストレスが増えることがあります。

例えば、ショッピングモールで気分転換のつもりが、必要のないものを大量に買ってしまうことはありませんか?

計画的な買い物を心がけましょう。

車の運転

イライラしているときに車の運転は、おススメできません。

冷静な判断ができず、事故のリスクが高まり、とても危険です。

渋滞に巻き込まれてイライラしたり、無理な追い越しでぶつけてしまう可能性が高まります。

可能であれば、他の交通手段で移動をしたほうがよいでしょう。

やむおえず車の運転をしなければならないときは、深呼吸して安全運転を心がけましょう。

おわりに

ストレスを感じたときは、上記の行動を避け、リラックスできる方法を見つけることが大切です。

深呼吸や軽い運動、趣味に没頭するなど、自分に合ったストレス解消法をこれから記事でご紹介していきます。

あなたにあった自分の機嫌の取り方を見つけてくださいね。